憧れの文壇バーにて


大吉

先週金曜日の夜は、銀座で飲んだ。東京會舘で『馳星周さん』が選考委員を務める文学賞の贈賞式があり、久々に東京へお越しになるらしく『ソウルメイト』で帯を書かせてもらった私と『片野ゆかさん』でお鮨でも食べませんかと誘っていただいたのだ。編集者から連絡をもらったときは緊張しつつも、お鮨にはうるさいという馳さんが連れて行ってくれるお鮨屋とはどんな店だろうと期待に胸を膨らませたのだった。

大吉

当初はパーティーを抜け出して、小一時間ほどお鮨を食べてまた会場に戻られる予定だと聞いていたので、ひとまず東京會舘へ向かう。そこで馳さんと片野さんと編集者の方たちと合流し、鮨屋へ移動。着いたのは変に気取っていないなんともいい感じのお店。そして出てくる料理が全部めちゃ旨い。これはもう日本酒を飲むしかない、短い時間だしいいか、とガンガンに飲む。いつしかワンコ話で大盛り上がり。気がつけば9時すぎでパーティーはすでに終了している時刻。

大吉

すると馳さんは「しょうがない。じゃ、二次会行こう!」と銀座の街へ。そして連れて行ってもらったのが、いわゆる「文壇バー」。「噂には聞いたことがあったが、本当にあるんだ!」と内心狂喜乱舞する。といっても、内装などは普通の上品なクラブで、違うのは壁に本棚があって小説がズラーッと並んでいるのと、本のポスターがあちこちに貼ってあること。馳さんによれば、今はもうほとんどこういう店はなくなったらしい。あいにくこの日は他の作家さんの姿をお見かけすることはなかったが、貴重な経験をさせてもらった。

大吉

そのお店で再びワンコ話で盛り上がる。というか、ほぼ犬の話しかしていない。馳さんも片野さんも、みんなそれぞれ愛犬を失った経験があるので、そういう話になっても変に湿っぽくはなったりしない。お互いの話を「そうそう!」と言いながら笑ったり、ちょっと涙ぐんだり、また笑ったり、楽しかったなぁ。一軒目からかなり飛ばしていたので、最終的には結構べろんべろんになってしまったけれど、馳さん、片野さん、ありがとうございました。

大吉

君の話もたくさんしといたから。








<お知らせ>
『犬のはなし』更新しました。
犬と悪夢について。







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No title

とうちゃん、よかったね~♪
もうすぐ入院、手術、お大事に!!

で?

って顔のだいちゃん、かわいいっ(^0^)☆
良い経験しましたね~。
文壇バー……かっこいいわ。

さて、あっという間に師走。
体調整えて入院行ってらっしゃいませ!

No title

すごいね、あこがれるね、銀座の「文壇バー」って。
いいな父ちゃん美味い鮨も食べて、みんなでワンコ話もできて。

手術前の楽しいひと時でしたね。

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No title

楽しい夜でしたね!憧れの文壇バーにも行けて!
ワンコの話で泣き笑い…よ~く分かります。
時間が経つのがわからなくなりますよね。
馳さんも、とっても楽しかった様で、ブログに
アップされてますね。ソーラちゃん、アイセ君
から、馳さんをよろしくって!

大ちゃん達の夢のお話、面白かったです。
ほんと、つっこみたくなる時、ありますよね。
想像して、楽しくなりました。

No title

よかったね 父ちゃん!

祝!

そして、p(^-^)q

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No title

文壇バーって、なんだか明治とか大正とか昭和初期までだとばかり。
でも良い経験でしたね。内容は本じゃなくてワンコだけど。

久々の眉毛くっきり大吉ちゃんだ。
ボルトをなくした父ちゃんに、軽井沢に連れってってもらえるといいね。僕も馳さんに会いたいっ!お話ししたい!って頼んでごらん?もしかしたら連れてってくれるかもよ?

いいな~

私は読書家ではありませんが、「本読み」なのでうらやましい。
文壇バーはもちろん、顔ぶれも素敵です。
大吉さんは「?」な顔ですね(笑)。

No title

ご無沙汰しておりました!(^^)!

楽しい宴だったんですね~♪
銀座のバー。。。いいな~
映画に出てきそうな雰囲気のあるバーだったんでしょうね~。
きっと私は一生行けないんだろうなぁ~。

犬のはなしも拝見させていただきました^m^
うちの子もゆうべは寝ながら走ってましたよん(^^ゞ

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No title

銀座、お寿司、文壇バー・・。
父ちゃん、おっとな~、万歳!やったね。

よかたねw

文壇バーでもべろんべろん。さすがです。
先生、犬と悪夢について、同じ様な状況が犬だけでなく夫にも見られます。そんな怖い思いはさせてないはずなんですが。

良かったですね

銀座のお鮨と文壇バー、素敵な時間でしたね。手術前に良い時間を過ごせましたね。
これで安心して入院できますね。頑張って下さいませ(*^O^*)

愛犬の死はいまだに頭にこびりついて離れません。
誰かとそういう追体験を話し合ったことはないですね。同じような体験を酒を酌み交わして話し合えるのは羨ましいです。

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プロフィール

穴澤 賢 (あなざわまさる)

1971年大阪生まれ。
さまざまな職業を経て、なりゆきでフリーランスのライターになる。犬と猫と音楽と酒が好き。釣り人。株式会社デロリアンズ代表。
mail:anazawa_masaru[at]yahoo.co.jp([at]→@)

大吉(だいきち)

2011年(8/17)茨城生まれ。
里親募集サイトからもらわれる。何がまざっているかわからないくらいの雑種犬。左右の耳の立ち方が違うのが特徴。若干ビビリ。

福助(ふくすけ)

2014年(1/11)生まれ(推定)。 センターから保護団体を経て我が家へ。収容される前の経歴は不明。本棚から器用に本(ハードカバー)を抜き出して粉砕するのが趣味。

ねこ 2017年 Vol.103

「犬飼いから見たねこの不思議」連載中

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「保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと」
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(コメント) マドの飼い主、片野ゆかさんの本。ためになりました。

「ソウルメイト」
(集英社)


(コメント) 馳星周さん初の犬小説。僭越ながら帯コメントを書かせていただきました。

「寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち」 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

(コメント) この内容でこの価格で出すところがスゴイ!

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