ひとりの世界


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ふと見ると、大吉がクッションとクッションの間に絶妙な感じで収まっていた。

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よほどしっくりきたのか、しばらくそのままの状態で昔を懐かしむ飲み屋のオッサンのような表情を浮かべていた。

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なんとなく、ちょっかいを出したら面白い写真が撮れるかなと思い、近くにあったタオルを顔に巻いてみた。

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特に何も起こらなかった。




おもちゃ箱


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大吉のおもちゃが増えてきた。おみやげにと人からもらった物も結構ある。基本的に速攻で破壊するので、ボロボロになったら捨てるようにしているのだが、中には妙に気に入っているらしく、ゴミ箱に入れようとすると悲しそうな顔をするので、なかなか捨てられない物もある。『下がった眉毛』のせいでそう感じるだけなのかもしれない。ともかく、部屋におもちゃが散乱しているのは美意識が許さないので、大吉用おもちゃ箱を用意してみた。

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が、だいたい片付けたらすぐ首を突っ込んで引っ張り出そうとする。別に遊びたいおもちゃがあれば自分で勝手に出せばいいのだが、どうもそういう感じでもない。ひたすら中の物を外に出すのが目的らしい。時には取っ手が首に引っかかってもがきながら、一心不乱に引きずり出している。

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で、あっという間にこの通り。

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全部引きずり出したら満足したもよう。

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片付けろよ、お前。










<呼びかけ>
『犬と猫と人間と』の飯田基晴監督が「犬と猫と人間と2」の制作費の寄付をつのっています。詳細は『コチラ』。エンドクレジットに一緒に名前を連ねてみませんか。


<お知らせ>
「明日もいっしょにおきようね」
読み聞かせ&サイン会のお知らせ
8/12(日)『紀伊國屋書店新宿南店』
7Fサザンシアターロビー
開場13:30 開演14:00
入場無料、事前予約は不要です。
先着順にご入場いただくことになります。
(※サインは当日絵本をお買い上げいただいた方、または以前に紀伊国屋でご購入いただた方が対象となります)
お問い合わせ先:TEL03-5361-3312(紀伊國屋書店新宿南店2F児童書売り場)


エアコンのきいた部屋で


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調子はどうよ。

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あ、そう。











<お知らせ>
今年もやります『Happy Music Festa』
出演アーティスト続々発表。

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読み聞かせ会


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昨日の読み聞かせ&サイン会は無事に終了しました。わざわざお越しくださった皆さん、どうもありがとうございました。事前に岡さん宅で鬼特訓(主に竹脇さんが)をしたおかげで、特に大きなミスもなくやり遂げることができました。岡さんと私、二人の黒子による流れるようなパネルさばきはいかがでしたでしょうか。

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今後も読み聞かせ会を開催していく予定なので、さらなる黒子道の高みを究め、いつパネルが変わったのかわからないくらいのクロスフェード感を身につけたいと思っております。随時告知しますので、機会があればぜひ足を運んでみてください。

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なお、リブロ池袋本店では、引き続き8月5日まで『原画展』が開催されているので、お近くに行った際はぜひ覗いてみてください。竹脇さんの直筆でかおが入った3人のサイン本もありますよ。それではどうぞよろしくお願いします。




でかお。


訃報です。『明日もいっしょにおきようね』のモデルとなった猫でかおが、18日に息を引き取ったそうです。昨年12月に再会した際は元気そうだったのですが、今年の6月下旬頃から下痢がひどくなり脱水症状をおこしたため、動物病院に入院したという話は聞いていました。一時はかなり危ない状態だったけど点滴と薬で少し元気になったと知らせを受けたので、あぁ良かったと思っていたのですが。

痩せてしまったけど食欲はあるらしく、入院して治療を続けながら早く元気になってくれるよう願っていたのですが、先週末くらいから容体が急変し、18日の朝方に亡くなったそうです。最後は、家で看取られました。獣医によれば、推定12〜15歳前後とのこと。飼い主のノリコさんも、常々「でかおの絵本がたくさんの人に読んでもらえて嬉しいです」と喜んでらしたので、大変悲しんでおられました。

でかおに会ったのは3回ほどですが、とても穏やかで大人しい、大きな青い目をした猫でした。何より、でかおが元気でいてくれたおかげで、あのような絵本を作ることができたのに、もっと長生きしてもらいたかったと残念でなりません。ただ、今後は、絵本の最後に書いた思いとは別に、こんなすごい猫がいたんだよ、という意味でも、読み聞かせなどの機会を通して、でかおの絵本を広げる活動をしていきたいと思います。

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<お知らせ>
7月21日で予定されていた『リブロ池袋本店』での読み聞かせ&サイン会は予定通り行います。

マドと大吉3


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ところで、マドは茨城県動物管理センターに収容されていた犬。推定年齢一歳の頃、成犬譲渡会を経て、『片野さん』の家にやってきた。捨てられたのか、誰かに持ち込まれたのか、詳しい経緯は知らない。大吉も同じく茨城県出身で、柴系の雑種の母犬が、近所で放し飼いにされていた白い犬に孕まされて生まれた犬。

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なんでもその辺りでは、毎年のように白い仔犬が生まれるらしい。放し飼いを注意したくても、近所付き合いがあるのであまり強くいえないという。仕方なく、生まれた仔犬の多くは動物管理センターに持ち込まれる。しかしそれはあまりに忍びないと、母犬の飼い主は、個人ボランティアに里親募集を依頼。結果、仔犬にはすべてもらい手が見つかった。その3兄弟のうちの一匹が、大吉。何の縁だか我が家にやってきた。

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大吉も一歩間違えば動物管理センターに収容されていたかもしれない。そこでマドのように譲渡会で飼い主が見つからなければ、最悪の場合殺処分されていたかもしれない。現に茨城県に限らず全国ではものすごい数の犬や猫が毎日殺されている。収容施設でも、なんとか殺処分数を減らそうと、様々な取り組みを行っているところが増えてきている。が、捨てる人がいる以上(避妊・去勢含む)、根本的な解決にはならない、という個人的な思いは『でかお』のあとがきでも書いた通り。

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マドの飼い主である片野さんも、以前からこの問題を取り上げている。先日紹介した『ゼロ! こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと?』もそのひとつ。殺処分を減らすために必死に取り組んできた熊本市動物愛護センターへ何度も足を運び、取材を重ねたものが一冊にまとめられている。熊本市動物愛護センターの話は以前から知っていたが、改めて読むと、職員さんたちの大変な苦労に頭が下がる。

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実は、熊本市動物愛護センターには今年に入ってから一度、おっさんも取材に行ったことがあり、施設もこの目で見たし、前所長や現所長、それに職員さんたちの話も聞いていたので、この本を読みながら情景や人や犬の顔が蘇りました。殺処分を減らすためにはどうすればいいのか、何ができるのか、可哀想だけでは済まされない問題に正面から取り組んでいる人たちの姿が描かれています。大変読みやすい文章なので、機会があればぜひ読んでみてください。

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そんなわけで、若干脱線してしまいましたが、約4時間ほどの滞在中、マドが大吉に心を開いて一緒に遊ぶ、というところまではいきませんでした。最後の方はわりとリラックスしてくれてたけど。結局相手にしてもらえなかった大吉。残念、山芋君。何回か来たら、そのうち仲良くなれるかな。

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またおいで。





マドと大吉2


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つづき)デリカシーのないアプローチを繰り返す大吉に対し、「いやー、やめてー、このモサモサで中途半端に白い奴いやー」という感じのマド。それでもしつこく匂いを嗅ごうとする大吉。会社の飲み会などで、うんざりしている女子を前に下ネタを連発するオッサンのごとし。

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たまらず東さんのところへ避難。マドは、初対面でも女性なら大丈夫なもよう。自らくっついていって、膝の上にちょこんと乗ったりする。それも相手のことをちゃんと思いやっているのか、動作もゆっくりで優しい。突然人のお腹に飛び乗ってくる大吉とはえらい違い。

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犬を飼っていないのに妙に犬の扱いに慣れている東さんが、おやつで二匹の気を引く。ビビッてはいても、おやつは大好きなマド。犬まみれになってご満悦の東さん。

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おやつごしに、はじめて大吉を直視するマド。左右の耳の垂れ方が違ったりと、何かとバランスの悪い大吉だが、どうやら危害を加えるつもりはないと理解してくれたのか。時間の経過と共に、少しずつ我が家の雰囲気にも慣れてきたもよう。ちょこちょこと歩き回ったりもするようになる。

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でもやはりそこが一番落ち着くのか、片野さんの足下でくつろぐマド。顔つきが部屋に入ってきたばかりのときよりは少し柔らいできたような気がする。わかってくれたかね、うちの空気を。みんな好き勝手に飲んで食べてるだけだから。あの白いのも、そのうち飽きて寝るはずだから、もっとリラックスしていいんだよ。

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と思ったら忘れた頃に後ろから。しかも思い切り人の上を通って。ごめんなマド、がさつで。




マドと大吉1


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先週末は、『片野ゆかさん』と愛犬マドが我が家に来訪。片野さんといえば、犬猫の保護活動に奔走する大学サークルの若者たちを描いた『犬部』など、犬関連の本も多く出版されているお方。先月も、殺処分を減らそうと様々な取り組みを行ってきた熊本市動物愛護センターの10年の闘いを追ったノンフィクション『ゼロ! こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと?』を上梓したばかり。

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書評家の『東えりかさん』を通じて、某出版社のパーティー会場で挨拶をさせてもらったことはあるが、そこはヒトミシラーのおっさん、その上そういうアウェーな場所では終始挙動不審なため、ほとんどまともに話せなかった。この度『でかお』と前出の「ゼロ!」のタイミングやテーマが近かったこともありメールでやりとりしていたところ、「とりあえず一回飲みましょう!」ということになり、それならと東さん夫妻やマドも一緒にと、恒例の我が家の鍋となったのでした。

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「ビビリ犬」だというマド。犬のいる家に遊びに来るのはこれがはじめてらしく、固まる。が、暴れたりビビションすることもなく大人しくてめっちゃいい子。いっぽう大吉は、ドッグランで他の犬とはさんざん接しているが、自分のテリトリーに犬がやってくるのはこれがはじめて(正確にはチェリーが来たが、その頃はまだ仔犬で右も左もわからないとき)。片野さんの横にちょこんと座るマドが気になって仕方ないようす。

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ちなみにマドは推定一歳ちょっとの女の子、体重は6.5キロほど。大吉は、12.5キロ。並んでみると、大吉が大きく見える。遊びたくて仕方ない大吉に対し、マドは「お願いだから私にかまわないで」というオーラを発しながら視線をそらす。果たして二匹は仲良くなれたのだろうか。

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つづく。




ついつい


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大人になって、触っても起きない犬がいるのを知って驚いたが、

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持ち上げても起きないとは……。どこまで無防備なんだろう。

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さすがに起きるか。






不覚


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大吉はテンションがマックスになると、部屋の中を走り回る。何が嬉しいのか知らないが、仕事部屋やソファーの周りをぐるぐると猛ダッシュしている。放置していると、ときおり立ち止まって「やーい、捕まえてみろー」とばかりに挑発してくる。あほらしい、と思いつつ「誰にいうとんねんお前。俺が本気になったらな、お前なんぞ速攻で捕まえてくれるわ」とついつい付き合ってしまうことがある。三日前も、そんな感じだった。

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が、なまじ体が小さく小回りがきくので、これがなかなか捕まらない。これではしめしが付かん、と腰を落として重心を低くし、こちらに向かってくるタイミングを見計らって「おりゃー!」と強引に捕まえようとしたときのこと。大吉の頭が勢いよくゴチーンと唇にヒット。痛っ、と思ったら血の味がした。鏡で確認すると、前歯に当たった下唇が1センチほどぱっくり切れていた。

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唇がクッションになったのか、大吉はまったく平気なもよう。いっぽうこちらの傷は深く、血はダラダラ出るし「もしかしたら縫った方がいいかも」と思うほどだった。が、一晩寝たら意外と塞がったのでたぶんもう大丈夫。それはいいとして、かつて富士丸に、火花が散るほどの頭突きを食らわされたことは何度もあったが、唇を切るようなことはなかった。しかも総合格闘技のジムで鍛え上げたこの俺に怪我を負わせるとは。侮っとった。

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なかなかやりよる、眉毛犬。



やはりこうなる


あまりに抜け毛がひどいので、思い切って大吉を洗ってみた。

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ら、案の定えらいことになった。本人知らん顔しとるけども。

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ちょっと床を掃除したら、

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ほれこの通り。許容範囲越えまくり。

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慣れてるから、まぁいいけども。






プロフィール

穴澤 賢 (あなざわまさる)

1971年大阪生まれ。
さまざまな職業を経て、なりゆきでフリーランスのライターになる。犬と猫と音楽と酒が好き。釣り人。株式会社デロリアンズ代表。
mail:anazawa_masaru[at]yahoo.co.jp([at]→@)

大吉(だいきち)

2011年(8/17)茨城生まれ。
里親募集サイトからもらわれる。何がまざっているかわからないくらいの雑種犬。左右の耳の立ち方が違うのが特徴。若干ビビリ。

福助(ふくすけ)

2014年(1/11)生まれ(推定)。 センターから保護団体を経て我が家へ。収容される前の経歴は不明。本棚から器用に本(ハードカバー)を抜き出して粉砕するのが趣味。

ねこ 2017年 Vol.103

「犬飼いから見たねこの不思議」連載中

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いつでも里親募集中! ただのいぬ。プロジェクト 富士丸な日々

管理人オススメ

「保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと」
(新潮社)



(コメント) マドの飼い主、片野ゆかさんの本。ためになりました。

「ソウルメイト」
(集英社)


(コメント) 馳星周さん初の犬小説。僭越ながら帯コメントを書かせていただきました。

「寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち」 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

(コメント) この内容でこの価格で出すところがスゴイ!

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