四十をすぎて


金曜日は「DEEP」という格闘技イベントを観戦しに後楽園ホールに行った。現在、通っているジムに所属する選手が出場するため、その応援に向かったのだった。ジム通いのきっかけをつくってくれた岡さんに声をかけたところ、二つ返事で一緒に行こうと盛り上がる。

ずいぶん前に後楽園ホールで格闘技を観たことがあるが、今回もそのときと一緒で「自分から行けやオラァ!」とか「やってまえっ!」とかいうガラ悪めの声援が飛び交っている独特の雰囲気に軽くビビる。そして以前なら試合が膠着していたりすると、内心「しょっぱい展開だなー」などと思ったものだが、自分もほんのちょっと格闘技をかじった今となっては、その見方は全然違っていた。

そのあたりは岡さんも一緒のようで、「5分1ラウンドなんか絶対無理だよね」とか「あんな怖そうな人の前に立つのさえ嫌だよね」とか「今の、俺らが食らったら死んでるよね」などと小声でひそひそ話していた。そしていよいよ目的の選手が登場。普段ミットを持ってくれたりするやさしい人が、リングにあがると顔つきが違っていて、男心がキュンとなる。

岡さんと二人、前のめりになりながら試合を見守る。知っている人が戦っているので応援に力が入りまくる。が、思うような試合運びができずに、結果は判定負け。試合後、「くそー、あいつ組み付いてばかりきやがって」とか「ねちっこい奴だったよね」とかさんざん悪態を付きながら水道橋の駅へ向かった。

110627.jpg

そんな二人の姿を、一緒に来ていた岡さんの奥さんはやさしい目で見守るのだった。




現状報告7


暖かくなったし、ライブも終わったので、鎖骨に埋め込まれたボルトの除去手術を拒む理由がなくなった。だけど、どうも気が進まない。お金を払って痛い思いをする、ということにどうしても前向きになれない。お金をもらったって嫌だ。そう思うと、なんだかひどく理不尽な気がする。結局、ただのビビリのヘタレなんだろうか。

それはさておき、『チーム富士丸@仙台窓口』から連絡があり、これまでに届いた物資の合計が848箱になったとのことです。ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。物資の約半分は在宅避難の犬へ、子猫食は動物管理センターへ届けられているとのことです(緊急時に供えストック分も確保)。

例年保護された子猫は、限られた食料で飼育されるため(予算の都合上)体力がつかず亡くなってしまう子猫も多いそうなのですが、今年は豊富に届いた物資のおかげで一匹も命を落とすことなくすくすくと育っており、着々と貰い手も見つかっているとのことです。というわけで、次回のアナウンスはたぶん月末か来月頭にさせてもらう予定ですが、引き続きよろしくお願いします。

110624.jpg

段ボール潰しのお手伝いに疲れて眠るハンナ、だそうです。



握手


110622-1.jpg


110622-2.jpg


110622-3.jpg


110622-4.jpg


110622-5.jpg

猫にシカトされるおっさんの図。












<連載>
『犬のお気楽相談室』アップされました。
今回はピュアな少年時代の思い出を例にズバッと回答しました。
皆さんからのお気楽な相談、引き続きお待ちしております。


謎の電話


ある日の午後、パソコンに向かってせっせと仕事をしていたところ、『ソワン』から電話がかかってきた。普段電話で話すことなどほとんどないので何だろうと思いつつ着信ボタンを押すと、第一声が「あ、父ちゃん?」だった。なんでやねん。

翌日、今度は『あっきぃ』から電話がかかってくる。珍しいなと思いつつ電話に出ると「あ、父ちゃん?」という声が携帯の向こうから聞こえてきた。なんでもソワンから「あいつに電話するときは、そう言うてみ」と吹き込まれたらしい。何がおもしろいのかさっぱりわからん。あのアホめ。

ところで電話の内容は、どちらもこの前の『ライブ』が思いの他楽しかったからまたやろう、ということでした。というわけで、秋か年末くらいにまたやるかもしれません。とはいってもまだ何もきまっていませんが。もしやることになったら、この前来てくださった皆さんも、来られなかった皆さんも、どうぞよろしくお願いします。今度こそ全裸で頑張りますので。

110616-2.jpg


110616.jpg

久しぶりにエリザベスを見かけたのに、眠そうで全然相手にしてくれませんでした。




現状報告6


40歳になりました。これからは心を入れ替えて、人から相談されたときに「知らん」のひとことで済ませたり、相づちをすべて「良かったじゃん」で統一するのは止めようと思います。とりあえず、たくさんの誕生日祝いのコメント、どうもありがとうございました。おっさん、感激。

それはさておき、『チーム富士丸@仙台窓口』の鈴木玉能さんより連絡があり11日にはトラック一台半分、なんと約150箱の物資が届いたそうです。それも全部リストにあるものばかりで、すぐに役立てることができて大変助かります、とのことでした。実際、仙台動物管理センターでは子猫の離乳食が足りていない状況だったので、その日のうちに運んでくれたそうです。

それと、荷物が届いたのは指定をお願いした11日だけで、フライングもこぼれもなく、本当に1日に集中していて「すごい!」と大変驚かれておりました。みなさん、どうもありがとうございます。いろいろ相談した結果、当面は集まった物資を配る作業を優先してもらうため、今月22日の受付日はひとまず先送りにしようという話になりました。また来月の11日あたりを目処に再開したいと思います。そのときは、またよろしくお願いします。

110613-4.jpg


110613-3.jpg





不惑


先日、お酒の席で女友達にもうすぐ誕生日なのだと告げると「へー、なんか欲しいものある?」といかにも興味なさそうに聞かれたので「あたたかい家庭」と答えたら「ウケるっ!」と爆笑された。誕生日の話題、以上で終わる。

そんなこんなで、30代最後となる日を迎えてしまった。普段は歳なんて気にしていないのに、明日で40歳になるのだと思うと妙に身構えてしまう。それにしても、こんな40歳になるとは思いも寄らなかった。子どもの頃に漠然と思い描いていた大人像とかけ離れすぎている。

四十歳は「不惑」ともいわれたりするのに、迷いまくりの惑わされまくりだし。ついでに酒にも飲まれまくりだし。とりあえず、もういい大人なんだから記憶をなくすまで泥酔する、というのはそろそろやめにしたい。誕生日を明日に控え、おっさんは固く誓うのだった。明日から心を入れ替えよう。

110611-1.jpg

明日から。
(岡さん撮影)







<連載>
『犬のお気楽相談室』アップされました。
今回は大型犬に接する際のアドバイスです。
説得力たっぷりです。

引き続き皆さんからのご投稿お待ちしております。


611


先日、小学生の頃は少年野球チームに入っていて、中学ではサッカー部に所属するサッカー少年だったと友人に話したところ、まったく信用してもらえなかった。いつも趣味はスノボとサーフィンなどと嘘ばかりついているためだと思われた。野球をやっていたのもサッカー部に入っていたのも本当なのに。サッカー部には、ほとんど行ってなかったけど。

そんなことはさておき、『チーム富士丸@仙台窓口』のお知らせです。こまめに現地の鈴木玉能さんと連絡を取ったりしているんですが、仙台でも被害の差が激しく、支援物資が十分な避難所や仮設住宅があるいっぽう、未だにシーツがなくて困っている避難所があったりと落ち着くという状況にはほど遠いそうです。

そんな中、犬や猫のことで困っている人もまだまだ多くいるようなので、そういうところにできるだけピンポイントで届けるために当面はこの動きを続けようかと思っています。というわけで今月11日にまた物資の受付をしますので、ご協力してくださる方はどうぞよろしくお願いします。今不足している物のリストも現地の声を聞いて下記にまとめておきました。

110603.jpg

それでは皆さんよろしくお願いします。












<あると助かる物資リスト>

・ドライフード(大・中・小型犬用・3キロ未満の小さい袋だとありがたいです)
・ペットシーツ


・仔猫離乳食
・仔猫用パウチ
・仔猫用ドライフード
・成猫用ドライフード(1~3キロの小さい袋)
・成猫用ウエットフード(食べきりサイズの小さいカップ又はパウチもあると助かります)

<送り先>
(今月11日の受付は終了しました。
引き続きよろしくお願いいたします)

※混乱を避けるため、現地の作業をスムーズにするため、受付日を指定させてもらっています。指定で送ってくださるとありがたいです。
※複数の品物を入れてもかまいませんが箱の外に品目を書いてください。
※配送料は送り主負担でお願いします。
※配送業者は出来れば『ヤマト運輸』を使ってください。
(ひとつに絞った方がまとめて届きやすいため)
※生ものはご遠慮ください。
※基本すべて新品でお願いします。




節目


ライブ会場には、古くからの友人たちもちらほら来てくれていた。会うのは久々だった。ライブが終わって彼らの席に近づいていくと「久しぶりやんけ、文化人」とか「文化兄さん」とか「おい、文化」などと声をかけられた。どうでもいいけど、文化ってなんやねん。

そんな彼らと打ち上げで盛り上がった。マイクでしゃべるときに目が泳いでいる、おどおどしている、にやけている、すぐに噛む、笑顔が嘘くさい、などと誉められる。みんな十年来の付き合いだった。当時を知る彼らにいわせると、ずいぶん丸くなったらしい。

昔は「むちゃくちゃ感じ悪い」印象だったのが、今は「感じ悪い」くらいに和らいでいるとのこと。お前も大人になったな、としみじみ言われた。嬉しかった。でもよく考えるとみんな同年代だった。そんでよく考えると、今月で四十歳になるのだった。

110601.jpg

こんな四十歳になるとは、夢にも思わなかった。











<支援物資関連>
今月11日の『チーム富士丸@仙台窓口』の受付情報は金曜くらいにアップする予定です。現地はまだ落ち着いたという状況にはほど遠いそうです。

プロフィール

穴澤 賢 (あなざわまさる)

1971年大阪生まれ。
さまざまな職業を経て、なりゆきでフリーランスのライターになる。犬と猫と音楽と酒が好き。釣り人。株式会社デロリアンズ代表。
mail:anazawa_masaru[at]yahoo.co.jp([at]→@)

大吉(だいきち)

2011年(8/17)茨城生まれ。
里親募集サイトからもらわれる。何がまざっているかわからないくらいの雑種犬。左右の耳の立ち方が違うのが特徴。若干ビビリ。

福助(ふくすけ)

2014年(1/11)生まれ(推定)。 センターから保護団体を経て我が家へ。収容される前の経歴は不明。本棚から器用に本(ハードカバー)を抜き出して粉砕するのが趣味。

ねこ 2017年 Vol.101

「犬飼いから見たねこの不思議」連載中

DeLoreans Shop おすすめ商品
カレンダー
05 | 2011/06 | 07
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新記事
最新コメント
いつでも里親募集中! ただのいぬ。プロジェクト 富士丸な日々

管理人オススメ

「保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと」
(新潮社)



(コメント) マドの飼い主、片野ゆかさんの本。ためになりました。

「ソウルメイト」
(集英社)


(コメント) 馳星周さん初の犬小説。僭越ながら帯コメントを書かせていただきました。

「寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち」 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

(コメント) この内容でこの価格で出すところがスゴイ!

月別アーカイブ

当サイトはリンクフリーです。
(画像の無断転載はご遠慮ください)