憧れのひとり旅


先日あるニュース番組で、近年自宅からほとんど外に出ることなく暮らしている、いわゆる「ひきこもり」状態の人が増えつつあると報じていた。ちなみに完全にこもりっきりでなくても、近所のコンビニくらいしかでかけないのは十分ひきこもりの範疇に含まれるらしい。それを聞いて「俺もじゃん」と思った。何を隠そう今週最も遠出したのは自宅からバイクで15分くらいのホームセンターだった。しかも買ったのはお得用ゴミ袋なのだった。

そんな折、友人から「ただいま有休で九州ひとり旅中! こっちに友達も出来たし、芋焼酎飲みまくり!」というようなメールが届いた。なんてオープンマインドでフットワークの軽い奴なんだろうと思いつつ、「いーなー。行ってみてーな、九州。でも俺、ひとり旅とかできない派だし」と返信するとすぐさま「ヘタレですか?」という直球かつ屈辱的なメールが届いた。悔しかった。

この悔しさをバネにしてスポーツ用品店に駆け込み、ボードからブーツからウエアから一式揃えてひとりスノボ旅行にでも行って見返してやろうかと思ったが、よく考えたらウインタースポーツそのものにまったく興味がないうえ、ただでさえ寒いのにこれ以上寒いところに行くなんてまっぴらごめんなのだった。というわけで、屈辱メールに返す言葉も見つけられぬまま、歯を食いしばりながら「はい。ヘタレです」と返信したのだった。

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とりあえず、家で地道に領収書の整理でもはじめます。







<連載>
『犬のお気楽相談室』本日アップされました。
サイン色紙残りわずかとのこと。
皆様からのお気楽な相談をお待ちしております。

ボルトの悩み


鎖骨骨折から半年以上が経ち、医師からはもういつ鎖骨を固定しているボルトを取り去る手術をしてもいいと言われていた。その手術には一泊二日の入院が必要だった。そのため、現在取り掛かっている仕事があるからとか、寒いからとか、何かしら理由をつけてその手術を先延ばしにしようとしていた。医師によれば、ボルトはどうしても取らなくてはいけないものでもないらしい。それならいっそのこと、このままボルト人間として生きていこうかと思い悩んだりしている。

しかしそうなると、このボルトごと愛して受け入れてくれる人を見つけなければならなかった。これまで、なんかいい感じになっても駄目になってきたのはすべてこのボルトのせいだと思われた。過去に女性から「あなたって、どこか、冷たいところがあるのよね」と言われたのも、おそらく鎖骨に埋め込まれたボルトのことを指しているに違いなかった。

そう考えるとやはりボルト除去手術は受けた方がいいように思えた。このボルトさえなければ実った恋もあるはずだった。すべてはボルトのせいなのだった。しかし、恋愛には多少の障害があった方が燃えるという意見もある。そういう意味ではボルトがあるくらいの方がちょうどいいのかもしれなかった。

逆にボルトくらいで愛想をつかされるくらいの相手だったらこっちから願いさげだった。だからやっぱり当分、手術はしないでおこうという結論に至るのだった。しかし、手術を先延ばしにしている真の理由は「痛いのが嫌だから」なのであった。このまま、ヘタレボルト人間として生きていこうか本気で思い悩んでいる。

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馬鹿なこと書いてないで仕事します。




謎のメール


今年も確定申告の時期が近づいてきた。昨年は確定申告体験レポートなどを書いてさんざん苦労した結果、心を入れ替えます的なことを言っていたくせに結局は何ひとつ変わっておらず、今年も通称パンドラの箱の中には昨年一年分の領収書の束がうごめていた。しかし体験レビューを書いた人間としてそんなことは口が裂けても言えないのだった。

えらいことになっているのは領収書だけではなかった。仕事をしようと机に向かったら、そこには手帳やカメラや資料の本やギターの機材、書きかけのラブレター、壊れかけたレイディオなどが散乱していた。これではいかんと思った。まずこの荒れ放題の机の上をきちんと整頓するところからはじめようと考えたが、気がついたらブログなんぞを書いていた。

そういえば先日、友人からひょっとしてお前フジテレビの女子アナと付き合ってるのか? というようなメールが届いた(本当)。なんじゃそらと思ったら、どうやら芸能ニュースで現在その女子アナと付き合っている相手として「文化人A」という名が出ていたらしい。おもしろいメールだった。

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そんなことはさておき、この間のイベントでもMCをつとめてくださった書評家の東えりかさんが『本読みの理不尽』というブログをはじめたそうですよー。




お礼


昨日の大宮でのイベントは無事に終わりました。ガラガラだったらどうしようとどきどきしていたんですが、おかげさまで急遽追加座席を設けたりしなければならないほどの盛況ぶりとなり、本当に感謝しております。どうもありがとうございました。

苦手なトークのコーナーも書評家の東えりかさんのMCのおかげでスムーズに進行し、その隣でぼそぼそしゃべっているだけで成立したので本人的にはとても楽ちんでした。東さん、どうもありがとうございました。

それにしてもトークの後の質問コーナーで誰からも手があがらなかったときはどうなることかと思いました。そんな中、東さんが「なんなら私への質問でも、関係ないことでもいいですよ」と声をかけるとやっと挙手してくれる人が現れ、だけどその質問が「あの、椎名誠さんて、どんな方ですか?」だったのにはびっくりしました。東さんもその質問に「あ、椎名さん? すごくいい人ですよ」と答えていたという。

ほんまに全然関係ないやん! 東さんも普通に答えてるし! と思いつつ、でもそのおかげで次々と手が挙がりはじめ、イベントは終始そんなゆるゆるした雰囲気でこちらも楽しみながら無事終えることができました。寒い中、わざわざ会場まで足を運んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。残念ながら都合がつかなかった方も、またの機会に。

そのうちまたどこかで。



明日は


今の部屋は午前中に陽が入るので、朝起きてしばらくはそこにちょこんと座り、口をだらしなく半開きにしながらぼけーっとするのが日課になっている。良識のある人から見たらその姿は駄目人間そのものだったが、本人は自分のことを文化人だと思い込んでいるのだった。

それはさておき、明日はいよいよ大宮でのイベントです。トークコーナーで話題に困ったら皆さんからの質問コーナーに切り替えて丸投げするつもりですので、こんなことが聞きたい、というのがあれば予め考えておいてくださると助かります。ひとことで終わらせないように注意しつつ、待ってます。

また天気予報によるとこの週末は一段と寒くなるそうなので、お越しになる予定の方はどうぞあたたかくして、さらにあたたかい目で見守ってくださいますようよろしくお願いいたします。なおイベントの詳細は下記となります。

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それでは明日お会いする皆さん、どうぞよろしくお願いします。









<1月15日イベント概要>
『またね、富士丸。』刊行&ペットアワード2010受賞記念
ミニトーク&サイン本お渡し会

●日時:2011年1月15日(土)午後3時00分~
●場所:そごう大宮店 10階
『DOG&CAT JOKER』前 特設会場
●お問い合わせ先またはご予約:048-646-2600
(8階三省堂書店直通)


そろそろ


正月気分が抜けない。年が明けてもう10日以上が経とうというのに、いくつかの打ち合わせに行っただけで仕事らしい仕事はしていなかった。ずっとテレビを見たりヨドバシカメラで電球を買ったりうまいと評判の親子丼を食べに行ったりしていた。友人たちは平日仕事なので基本的にいつもひとりだった。平日の昼間に遊んでくれる友達が欲しいと思った。

そんなことを言っている場合ではなく、そろそろ仕事をしなくてはならなかった。昨年末に依頼があったその案件はこれまでと違って活字絡みではないため、正直戸惑ったが仕事は断らない派なので引き受けた。

しかしそれが重たい腰をさらに重たくして現実逃避に向かわせている原因だと思われた。そのうちいい加減とりかからないとまじでやばいんじゃねーの、というくらいに追い込まれてきた。なのでそろそろ本気で取りかかろうと思ったが、気がついたらブログなんぞを書いていた。

ちなみにその仕事がなんであるかが明らかになるのはまだ少し先のことで、しかも限られた地域にお住まいの方に関係するものと思われます。どうぞお楽しみに。とかいいながらまだ全然手をつけていない自分をさらに追い込みつつ、いい加減正月モードから抜けださねばと思ったのだった。

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ちなみにこれが美味しかった親子丼。








<連載>
『犬のお気楽相談室』本日アップされました。


新年早々


正月は暇だった。ずっと部屋でごろごろしていた。ライク・ア・ローリングストーンの精神でごろごろしまくっていた。あまりに暇なので、年末に大人買いした「北の国から」のDVDをまた見直したりしていた。よく考えたら毎年正月になると「北の国から」を一気見しているような気がするが、何度見ても「’92 巣立ち」あたりの蛍の面倒くさい女っぷりは見事だと思った。

それはさておき、昨年末にちらっと告知していた1月15日の大宮でのイベントの詳細が決まりました。詳しいことは主催者から届いた下記のイベント概要をご覧いただくとして、簡単にいうと本の出版とペットアワード2010受賞記念のトーク&サイン本お渡し会とのことです。

そしてなんとMCは、あの本にも登場する書評家の東えりかさんが担当してくれることになりました。わりとプライベートなことまでほとんど知られている人なので、いつもとはひと味違ったディープなトークになるものと思われます。どんな鋭い突っ込みをされるのかと今からドキドキしております。窮地に追い込まれてどぎまぎする著者のようすをご覧になりたい方はどうぞお楽しみに。

というわけで年明け早々のイベントとなりますが、都合のつく方はお誘い合わせのうえどうぞお越しくださいませ。大宮でお待ちしております。

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そんな感じですが、今年もどうぞよろしくお願いします。



明けまして



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プロフィール

穴澤 賢 (あなざわまさる)

1971年大阪生まれ。
さまざまな職業を経て、なりゆきでフリーランスのライターになる。犬と猫と音楽と酒が好き。釣り人。株式会社デロリアンズ代表。
mail:anazawa_masaru[at]yahoo.co.jp([at]→@)

大吉(だいきち)

2011年(8/17)茨城生まれ。
里親募集サイトからもらわれる。何がまざっているかわからないくらいの雑種犬。左右の耳の立ち方が違うのが特徴。若干ビビリ。

福助(ふくすけ)

2014年(1/11)生まれ(推定)。 センターから保護団体を経て我が家へ。収容される前の経歴は不明。本棚から器用に本(ハードカバー)を抜き出して粉砕するのが趣味。

ねこ 2017年 Vol.103

「犬飼いから見たねこの不思議」連載中

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いつでも里親募集中! ただのいぬ。プロジェクト 富士丸な日々

管理人オススメ

「保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと」
(新潮社)



(コメント) マドの飼い主、片野ゆかさんの本。ためになりました。

「ソウルメイト」
(集英社)


(コメント) 馳星周さん初の犬小説。僭越ながら帯コメントを書かせていただきました。

「寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち」 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

(コメント) この内容でこの価格で出すところがスゴイ!

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