近所にて


先日飲み会で酔っ払いついでにその場にいた女友達に「iPhoneにしなよ」としつこいくらいに勧めてみた。すると「なんで?」と聞かれたので「一緒にiPhoneにして家族割引にしよう。どうよ、このプロポーズ的な感じ」と言ったら「嘘くさぁ」と引かれた(実話)。

それはさておき、この間ふと見るとジーパンの膝のところが少し破けていた。それはお洒落で故意に破いたのではなく、自然劣化による破けだった。そんな薄汚れたジーパンをはきながら、ただ寝ぐせを隠すためだけに被ったニット帽に適当な上着を羽織って駅前に出かけた。信号待ちで一匹の犬が近寄ってきたので軽く手を差し伸べていると、その飼い主さんから「あの、穴澤さんですか?」と言われてどきっとする。

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ひとりで歩いているときに知らない人から声をかけられるのは、ほとんどそれがはじめてだった。フォーマルにビシッとスーツで決めているときではなく、なぜよりによってこんな小汚い格好をしているときにと悔やまれた。だから目を合わせることもできずに俯き加減で「あ、はい」と小声で答えるとよほど挙動不審に見えたのかその人は「頑張ってください」とだけ言い残し、どこかへ去って行った。この場を借りてお詫びします。ごめんなさい。

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無愛想だったのは、ジーパンが破けていたからなんです。









<お礼>
おかげさまで、『またね、富士丸』がさらに増刷されることになり、三刷が決まったそうです。たくさんの人が自身のブログで感想を書いてくれたり人に勧めたりしてくれているおかげだと思います。なんというか、本当にどうもありがとうございます。

心の友


昨日はセキグチさんとボニーピンクのライブを観に赤坂ブリッツへ行った。『あの本』に名前こそ出ていないものの、セキグチさんはたぶん今年一番多く会っているほどの心の友だった。ライブの後、飲みに行こうそうしようということでイルミネーションがまぶしい赤坂の街を男二人で歩いた。

安い居酒屋を見つけ酒を酌み交わしている最中も、心の友と主に下ネタ方面で盛り上がる。その後、既婚者であるセキグチさんに結婚生活に適応できる人間になるにはどうすればいいか教えを請う。「だけど俺、包容力ないから」と言うと「そんなことないよ」と励まされる。

「ほんとに?」と喜んで聞くと「うん、あるよ、3くらい」と言われたのでそれは何パー中なのか尋ねると100%中であるという。その後「ごめん、3はひどいよね。4はあるよ」と訂正してくれた。そして肩を優しくぽんと叩いてくれたのだった。

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さすが心の友、と思った。








<連載>
『犬のお気楽相談室』更新されました。
皆さんからのお気楽な相談、引き続きお待ちしております。



女子の扱い


iPhoneとソファーでうとうとしていると、ベッドで目を覚ましたノートパソコンが「ごめんね、重いでしょ、私」とつぶやいた。すっぽり手に収まりサクサク動くiPhoneに比べたら確かにその通りだったが、さすがにそれを口にするのはどうかと思っていた。するとデスクトッピーが「誰なのか知らないけど、起きたのならさっさと帰りなさいよ!」と突然凄い剣幕で怒鳴った。

それはさておき、昨日は友人の墓参りに行った。なんだかんだで十数人の大所帯となったが、ほとんど会うのは久々の友人ばかりだった。待ち合わせの駅に着くとその中のひとりから「あ、1500円ちょうだい。間違ってお前の本買うてもうたから」と言われ、危うく財布を出しそうになる。

ちなみに集まったメンバーのうち4人が子ども連れで、その中の3人が生後数ヶ月という赤ちゃん率の高さだった。抱かせてもらうが、扱いがわからずおろおろする。その後、墓参って午後から友人宅にて飲み会となる。お互いを罵倒し合いながらの楽しい宴となった。

その席には赤ちゃんの他に2歳になる女の子もおり、最初は全然懐いてくれなかったが「物で簡単に釣られるよ」という母親の助言にしたがって「何か欲しいものある?」と聞いてみると「みかん」と言われ「そんなもんなんぼでも買うちゃる」とみかんを買い与えると、ものすごい笑顔で「ありがとー」と言ってくれた。

さらに、密かに買っておいたプリンを後であげると、まばゆいほどの笑顔になり、おじさん大好きオーラが出まくっていた。「すごい、子どもって本当に物で釣られるんだ」と本気でびっくりした。でも、その後眠くなったのか急に機嫌が悪くなり「あっちいって!」と怒られた。その子の中では最終的に、どうでもいい人になったようだった。

そういう扱い、もう嫌だと思った。




トイデジアプリ


iPhoneを手に入れてからというもの、アプリをダウンロードしまくっている。傾向を自己分析してみると、どうやらゲーム系や音楽系にはあまり興味がないらしく、カメラ系に強く惹かれるようだ。中でも撮った写真をトイカメラ風に加工できたりするのが面白く、何種類も集めてしまった。

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ちなみに、そのアプリを使用するとエリザベスもこんな感じになる。他にも撮った写真を白黒にしたり、一部だけをカラーにしたり、古い写真風にしたり、街の風景をミニチュア模型風にしたりと、様々に加工できるアプリがあって結構楽しい。でも楽しいのは自分だけみたいで、酒の席などで友人たちに「ほらほら、これ見て!」と写真を見せても「ふーん」で済まされることが多くて結構悲しい。なんてさめた奴らなんだろう。

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今年の春に入荷予約までして買った『トイデジ』は、今やただの置物と化してるけども。





暖かく


ノートパソコンをひとまず落ち着かせて部屋に入れ毛布をかけてやると、よほど疲れていたのか、すぐにすやすやと寝息を立ててスリープ状態になった。その寝顔を眺めていると、背後からデスクトッピーが「その人、今夜うちに泊めるの?」と聞いてきた。その声を無視してiPhoneでアプリをダウンロードしまくった。

それはさておき、お知らせです。『またね、富士丸。』の中吊り広告が地下鉄に出るそうです。ひとまず大阪・名古屋は来週、東京は再来週みたいです。あまり大きくは出ないはずなので、世界文化社系の雑誌の広告があったら注意して見てみてくださいね。見つけたらいいことがあると思います、きっと。

それからTVディレクターで作家の山田あかねさんが『ブログ』であの本についての感想などを書いてくれたとのことです(11月1日の記事)。その他にもたくさんの方が自身のブログで本の感想などを書いてくださっているようで、どうもありがとうございます。

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寒くなってきたので軟弱な人は温かくして風邪などひかぬように。







<お知らせ>
遅くなりましたが、『HAPPY MUSIC FESTA』のオフィシャルサイトでもレポートと収支報告がアップされました。収支の方は、たぶんびっくりすると思いますけど。

近頃の寝起き


土曜の夜、iPhoneをいじりながら家に帰ると玄関前にノートパソコンが座っていた。ノートパソコンはiPhoneに目をやると「あ……」と小さく漏らし、マンションの階段を駆け下りて行った。後を追って玄関ロビーでようやくその手をつかむと「放してよっ! もう私なんて必要ないんでしょ!」と振り払われた。

それはさておき、うちの近所には小学校がある。それは別にいいのだが、その小学校でこのところずっと朝からブラスバンド部か何かがツッタカツッタカやっている。最初は運動会用だろうかと思っていたが、終わってからも練習は続いている。しかも朝の8時から。うるさくて寝てられない。

それもレパートリーが3曲くらいしかないらしく、同じ曲ばかりずっと聞かされる。そして最後はだいたい「銀河鉄道999(GALAXY EXPRESS 999)」を演奏して練習は終わる。それを聞きながら脳内で「そこはもっと疾走感を出してっ!」とか「違う! あの~人はも~お、のところは切なく!」とコーチ気分になりつつ、いつの間にか歌い出して、でも最後の英語のにょろにょろしたところはごまかして歌ってしまう自分が嫌になって目が覚める、というのが日課になっている。

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でもそのおかげでずっと早起きです。









<お知らせ>
ようやく『またね、富士丸。』が「在庫あり」になりました。『楽天』『セブンアンドワイ』や、品切れだった書店にもそろそろ入荷される頃だと思います。ほんとにお待たせしました。

自己管理


家ではデスクトッピーから見えない位置でiPhoneを触りまくっている。ふと、ノートパソコンの新しい携帯アドレスに改めて旅行に誘うメールでも送ってみようかと思ったが、ちょっとした旅ならiPhoneでじゅうぶんであると思い、踏みとどまる。

それはさておき、少し前にとある財団法人から依頼されて書いたエッセイが掲載された冊子が届いた。その団体は青少年の育成を支援しており、とてもじゃないが若者に偉そうにいえることなんてございませんと内心思ったが基本的に仕事は断らない派なので引き受けたのだった。

原稿の執筆にあたっては、「説教臭くならないこと」と「自分のことを棚にあげない」を念頭に置いて書いてみた。が、届いた冊子の自分の書いたエッセイを読んだら説教臭くてお前がいうなという感じだった。びっくりした。その冊子が会報誌であり、世間に広く出まわらないのがせめてもの救いだと思った。あれを読んだ青少年がどうかここを見ていませんように。

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と、読めない人にモヤモヤしたものを残しつつ、よい週末を。
それから、風邪はもう大丈夫です。
気合い(風邪薬)で復活しました。












<お知らせ2>
『犬のお気楽相談室』で採用させてもらった皆さんにプレゼントさせてもらっている肉球色紙がラスト10枚(まだそんなにあった)だそうです。皆さんからのお気楽なご相談を引き続きお待ちしております。







数年ぶり


風邪をひいてしまいました。月曜の朝から寒気と頭痛と体もふらふらするので二日酔いかなぁと思っていたら、どんどんひどくなるいっぽうなので翌日近所の病院へ行ったところ体温も38.5度あり「風邪ですね」と断言されてしまいました。こんなに本格的な風邪を引いたのは何年ぶりだろう。

幸いインフルエンザではなかったものの、普段から「風邪なんぞひくのは気合いが足らんから」と豪語している人間としては、お恥ずかしい限りです。そんなわけでまる二日間寝こんでおりました。それにしても「ひとり暮らしで体調が悪くなったとき」ほど切ないものはないですよね。痛感しました。

今朝になってずいぶん楽になったので、たぶんもう大丈夫です。皆さんも、風邪には気をつけようね。気合といか、そういう問題じゃないみたいだから。特にひとり暮らしの人は気をつけようね。体がしんどいうえに、なんともいえない切なさがプラスされてくるからね。

そんな切なさ自慢はさておき、同じく世界文化社から本を出している関係で編集者を通じて知らせがあったんですが『猫ネコ英語』というブログで「またね、富士丸」について書いてくださっているとのことです(11/6の記事)。他にも『ブログ検索』などで見てみると、あの本について感想を書いてくださっている方が結構いてびっくりしました。どうもありがとうございました。

それでは皆さんは風邪などひかぬように。





<連載>
『犬のお気楽相談室』がアップされました。


楽しい夕に


iPhoneを撫で回していたら、デスクトッピーがそっぽを向いてしまった。持ち上げてモニターをこちらに向かせてようとしていると、ノートパソコンから「携帯アドレス変わったの知らせてなかった、ごめんね。今度会えないかな」というメールがiPhoneに届いた。

それはさておき、昨日は『ソワン』のライブだった。近所の居酒屋で出番待ちをする間、みんなにiPhone自慢をしまくってうざがられる。それでも『Akinator』というアプリで「頭でイメージした有名人当てクイズ」をすると一同ワーキャーいって盛り上がる。おかげで結構酔ってしまったが、予め頑張って酒を飲んで練習しておいて良かったと思った。

当初は、ほんとにちょこっと出て2曲くらい弾く予定だったのが、ベースのセキグチさんとピアノのアッキー、当日になってドラムのテルちゃんが来ると知り、じゃあせっかくなのでと「プチ☆サクラマス」として全部で5曲くらい演奏した。楽しかった。MCでは「ごちゃごちゃうるさい!」などと例によってギタリストが失礼な態度をとっておりましたが、わざわざ足を運んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。
 
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(なぜか世間では「いい人」だと思われているソワン)

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(左からセキグチさん、礼儀正しいギタリスト、テルちゃん、アッキー)

とにかく楽しい夜でした。















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反省中


昨日は一日、二日酔いで倒れていました。嬉しがって自分のブログのコメント欄に「焼き鳥屋なう」とか書き込んでいる場合ではありませんでした。年に数回は必ず訪れる「なかったことにしたい夜」というくらいべろんべろんになってしまいました。途中から記憶が一切ありません。またやってしまいました。

夕方になってもまだ若干気分が悪く、何もする気になれませんでした。だけど、7日には『ソワン』のライブでちょこっとギターを弾く予定です。普段、ギターに触れることはほとんどないので、いちいち練習しなくてはなりません。しかも曲のコード進行などは綺麗サッパリ忘れているので、以前はどう弾いていたのか「自分コピー」をするところからはじめなくてはなりません。

さらに、当日は恐らく酒を多少飲んで弾くことになると思われるため、そのような状況にも対応できるよう、練習時も軽く飲んでおかなくてはなりません。「今日は一滴も飲むまい」と思っていましたが、心を鬼にして焼酎お湯割りを飲みながら練習しました。我ながら、すごいプロ根性だと思いました。

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すべてが間違っている気がするんですが、明日お会いする皆さん、どうぞよろしく。





理由


今更ながら、iPhoneにしてみた。実はずっと前から欲しかったのだが、基本的に家にいるためネットもメールもすぐ横にパソコンがあるし「今の俺にはどう考えても必要ない」という結論に達していた。それに「このアプリが便利なんよ」などと聞く度に「何がアプリだよ、そんなもんないならないで困らねーんだよ」と内心思っていた。しかしこの度、3つの理由から購入に至ることとなった。

まずひとつは、街でiPhoneを使っている人を見る度に実は密かに羨ましかったこと。次に「必要ないと思われる指数」を「そんなのどうでもいいからとりあえず欲しい指数」が上回っため。以上。まだ全然使いこなせていないが、触り心地はすごくいい。だから触りまくっている。これからお役立ちアプリとかいっぱい探して人に自慢したいと思う。

それにiPhoneならブログの更新なんかも楽そうだし、これからは毎日のようにブログを更新したり、ツイッターとかはじめてつぶやきまくったりしようかと思っている。そんな嘘はさておきiPhone仲間のみなさん、どうぞよろしくお願いします。

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やっぱり、こういうところがいまいち人から信用されない理由かもしれないと思った。




うなぎ


うなぎが好きだ。大好物ベスト3に入るくらい好きだ。うなぎにだったら騙されて弄ばれてもいいくらい好きだ。うなぎに頼まれたら指輪くらいほいほい買ってしまいそうなくらい好きだ。

ところでうちの近所には知る人ぞ知るうなぎの名店がある。雑誌などには取り上げられないが、食通の人に住んでいる街を聞かれると「あ、じゃあ駅前にうまいうなぎ屋があるでしょ」といわれるくらいわりと有名な店だ。

なので、何かいいことがあると自分へのご褒美というOLチックな理由をつけてうなぎを食べに行くようにしている。先日も出版記念として行ってみた。ちなみにその店には特上があって2500円もする。しかし一度も食べたことはない。その日注文したのも「竹」であった。

なんとなくあたりさわりのない中間を選ぶ日本人的な自分が情けなかった。もっとでっかい奴になりたいと思った。人生の目標があるとしたら、うなぎ屋でなんの躊躇もなく特上を頼める男になることかもしれない。それはさておき、ツイッターをやっていたら「うなぎなう」とつぶやけたのにとふと思った。うなぎなう、上から読んでも下から読んでも、うなぎなう。やっぱりつぶやいてもつぶやかなくてもどっちでも良かったと思った。

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そうそう、世界文化社の『ツイッター』もあるみたいですよ。「またね、富士丸。」の状況なんかもたまに書かれているみたいです。





プロフィール

穴澤 賢 (あなざわまさる)

1971年大阪生まれ。
さまざまな職業を経て、なりゆきでフリーランスのライターになる。犬と猫と音楽と酒が好き。釣り人。株式会社デロリアンズ代表。
mail:anazawa_masaru[at]yahoo.co.jp([at]→@)

大吉(だいきち)

2011年(8/17)茨城生まれ。
里親募集サイトからもらわれる。何がまざっているかわからないくらいの雑種犬。左右の耳の立ち方が違うのが特徴。若干ビビリ。

福助(ふくすけ)

2014年(1/11)生まれ(推定)。 センターから保護団体を経て我が家へ。収容される前の経歴は不明。本棚から器用に本(ハードカバー)を抜き出して粉砕するのが趣味。

ねこ 2017年 Vol.101

「犬飼いから見たねこの不思議」連載中

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いつでも里親募集中! ただのいぬ。プロジェクト 富士丸な日々

管理人オススメ

「保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと」
(新潮社)



(コメント) マドの飼い主、片野ゆかさんの本。ためになりました。

「ソウルメイト」
(集英社)


(コメント) 馳星周さん初の犬小説。僭越ながら帯コメントを書かせていただきました。

「寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち」 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

(コメント) この内容でこの価格で出すところがスゴイ!

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